当院はPCR検査実施医療機関です

PCR検査
  • 当院では、唾液・鼻咽頭のPCR検査を行っております。
  • 検査翌日に検査報告が可能です(検査数増加の影響により、再検査対象となった場合、結果報告が+1日かかります)
  • 診断書・海外渡航用PCR陰性証明書の発行も可能です。

PCR検査とは

現在、新型コロナウイルスに感染しているかどうかの判定には、「PCR検査」という検査が行われていることは広く知られています。このPCR検査は、新型コロナウイルス感染症が広まる以前から、様々な感染症の検査に用いられてきた検査法です。

全ての生物には、それぞれに特有のDNAやRNAといった遺伝子があり、ウイルスや細菌などの病原体も例外ではありません。そのため血液や唾液などの検体の中に、特定の病原体のDNAが含まれている場合、その病原体に感染している可能性が高いと考えられます。

ただし、検体に含まれるDNAは非常に微量であるため、そのままでは検出が困難です。そこで化学的反応を利用し、DNAの量を増やすことで検出を可能にしていきます。これがPCR検査です。

当院では新型コロナウイルスのPCR検査を実施しており、保険診療および自費でのPCR検査を行っています。検査方法には唾液検査、鼻腔・咽頭粘膜拭い液検査などがあります。

保険診療でPCR検査を受けられる方
現在では以下のような条件に当てはまる方が、保険診療にてPCR検査を受けることができます。
  • 発熱・咳・喉の痛みなどのいずれかの風邪症状がある方
  • 新型コロナウイルス感染症を疑う症状があると医師が認めた方
  • 保健所により濃厚接触者と明確に指定され、PCR検査を受けるようにと指示された方(当院より保健所に確認させていただきます)
上記のいずれかに当てはまる方は、公費負担により無料にてPCR検査を受けることができます。ただし、その場合でも通常の風邪の診療と同様の診察料がかかります。また、薬の処方に関しては、処方箋発行費用が掛かります。
保険診療でのPCR検査の条件に該当しない方
風邪症状もなく、濃厚接触者でもなく、保険診療には該当しないが以下のような理由でPCR検査を受けたい方は、自費にて検査を受けることができます。
  • 出張や留学などの海外渡航のために陰性証明が必要な方
  • 業務上の理由などで検査が求められている方
  • 帰省など、離れて暮らす家族などへの感染を極力避けたい方
  • その他、人が集まる会議やイベントなどへの参加に際して検査が必要な方
※保険診療を希望されても、条件に該当しない場合は保険診療とならないことがあります。

費用について

保険適用の場合の診察料 約3,000円
(3割負担の場合)
自費の場合の検査料 9,800円(税込)
陰性証明書 3,300円(税込)
英文陰性証明書 5,500円(税込)
  • ※検査証明は再度ご来院いただき紙媒体で発行致します。

PCR検査の流れ

① 診察
保険適応での検査をご希望の場合は、まず診察を受けていただき、医師の判断にて検査を実施するかしないかを決定いたします(要診察料)。自費検査をご希望の場合は、診察は不要です。
② PCR検査実施
PCR検査には、唾液検査、鼻腔・咽頭粘膜拭い液検査(綿棒を使用しての検査)などがあり、ご希望に応じて選択が可能です。受付にてお申し出ください。

※唾液によるPCR検査をご希望の場合は、検査精度に影響が出るためご来院1時間前より飲食(水・お茶・ジュース類・牛乳含)・たばこ・タブレット・ガム・飴類、歯磨き・うがい等はご遠慮ください。

③ 検査結果のご連絡
当日12:00までの受付で、その日の夜に検査報告可能です。
12:00以降の受付であっても、翌日には検査報告可能です。
(混雑状況によって2・3日かかる場合もございます。)
結果はクリニックより患者様へお電話もしくはLINEにてご報告いたします。
※検査数増加の影響により、再検査対象となった場合、結果報告が+1日かかります。

診断書がご希望の方は、診療時間内にご来院ください。

PCR検査結果について

陽性と判定された場合

陽性の場合も、結果をお電話もしくはLINEでお伝えいたします。※検査結果が通知されるまでの間は、公共交通機関の利用を避け、ご自宅待機をお願いいたします。
当院から保健所に報告いたします。
保健所からご登録の電話番号にショートメール、又はお電話が入ります。
保健所からの指示をご確認の上、引き続き、ご自宅待機をお願いいたします。
※重症化リスクに応じて療養先を決定するために、保健所から症状や既往歴等について聞き取りが行われる場合があります。
症状のある方は、発症日を0日とカウントし翌日から7日間、無症状の方は検査日から5日後まで隔離期間となります。
隔離は保健所の指示に従い、入院、宿泊療養施設、ご自宅のいずれかになります。(※)
期間終了後は、体調に問題がなければ予定通りの隔離解除となります。
ただし、体調次第では隔離期間が延長になることがあります。

※同居するご家族や職場の方など、濃厚接触者に該当する方への保健所の介入はありません。そのため陽性者となったご本人様よりご連絡いただき、接触日から5日後までの外出自粛の旨をお伝え下さい。

就労制限の解除にあたっては、以下のことが厚生労働省より明示されています。
1)就労制限の解除は、隔離解除と同時であること
2)書類による証明書は不要
3)PCRや抗原検査の陰性確認が不要
※ただし、途中で症状が出た場合は7日後に延長

▼療養場所について

症状、重症化リスク、また検査した医療機関の医師の意見等を踏まえ、療養先は保健所が判断します。

入院の場合

現在、保健所を通して東京都全体で調整が行われ、症状や重症化リスクにより、優先順位の高い方から入院するようにしています。入院先への移動方法や移動時間については、保健所から連絡があります。

宿泊療養施設の場合

やはり保健所が東京都と調整して手続きを行います。自宅療養中で、宿泊療養施設へ入所する場合は、保健所からご本人に連絡がありますが、連絡がある前に、ご本人から直接申し込むことも可能です。

宿泊療養施設への移動方法や移動日時については、東京都福祉保健局(宿泊療養担当)から指示があります。

自宅療養の場合

自宅療養での過ごし方については、こちらをご参照ください。

自宅療養となった方に対して速やかに健康観察を実施するため、検査を実施した診療・検査医療機関等が自宅療養中の健康観察を行う場合があります。

濃厚接触者の方の場合

「濃厚接触者」の定義については、こちら(東京都福祉保健局のページ)をご参照下さい。

無症状で、定義に明確に該当しない方も、医師により感染リスクが高いと判断された場合には、公費での検査対象になることがあります。

濃厚接触者のさらに濃厚接触者にあたる方の検査については、現時点では公費対象になっておりません。(保育園や会社などで、濃厚接触者に認定された方のご家族など)

原則として、陽性者との最終接触日から5日後まで健康観察期間(外出自粛)となります。濃厚接触者の方の健康観察期間の過ごし方は以下のようになります。

  • 期間内に発症する可能性もあるため、不要不急の外出は極力避け、通勤・通学も控えるようにしてください。やむを得ず外出する場合はマスクを着用し、人との接触はなるべく避け、電車やバスなどの公共交通機関は使用しないようにしてください。
  • 1日2回の体温測定をし、発熱・咳・息苦しさ・強い倦怠感などの症状に注意してください。これらの症状がみられた場合、かかりつけ医を受診してください。
    ※かかりつけ医がない場合は、東京都の発熱相談センター(03-6630-3710)にお問い合わせください

体外診断用抗原検査にて、最終接触日を0日目とし、2日目・3日目と2回、陰性が確認された場合、3日目からの自粛期間の短縮が認められています。ただし体外診断用抗原検査は、原則は自費となります。(薬局の通常販売のものは研究用となり無効です)

同居するご家族様の自宅待機期間(健康観察期間)についても、こちら(東京都福祉保健局のページ)をご参照下さい。

医療機関への受診負担軽減の為、東京都では20歳代~40歳代の方を対象に、無料の抗原検査キットの配布を行っておりますので、ぜひご利用を検討下さい。

お申し込み方法等はこちらをご参照下さい。

みなし陽性判定について

「みなし陽性」とは、新型コロナウイルスの感染者の同居するご家族など濃厚接触者が、新型コロナと矛盾しない症状(熱や咳、鼻閉、鼻汁、倦怠感、味覚・嗅覚障害等)を発症した場合に、PCR検査を実施せずとも医師の判断で陽性者(疑似症例報告)と取り扱うことができるというものです。感染状況を鑑み、2022年3月18日をもってみなし陽性を原則廃止するよう東京都より通達がありましたが、感染拡大に伴い7月15日より再開となりました。

PCR検査自体の精度も、70~80%程度とされており、医師が診察し、その臨床的な状況(症状や経緯など)をみて、このPCR検査の確度を上回ると判断される場合に限り判定しますので、「みなし陽性」には妥当性があると考えられます。
※PCR検査を行うことも可能ですので、ご希望の場合は医師にご相談下さい。

みなし陽性者について、電話診療での対応も可能です。ご希望の方はお電話にてご連絡ください。

自費検査(PCR・抗原)等にて陽性判定となった方について

海外渡航やイベント参加等のため、民間のPCR検査センター(郵送や訪問回収タイプを含む)や簡易抗原検査キットなどによる自費検査を利用して陽性となった場合、検査制度が低いとされていても、感染症の流行期にあっては、実際に感染している可能性が高いと考えられます。ですので、医療機関で再検査を受けなくても、陽性者と判断することができます。

注意点としては、医療機関ではない(医師がいない)施設等で自費検査を行い、陽性とになった場合は、基本的に保健所には通知されないということが挙げられます。それにより、発症してしまった場合の入院や宿泊療養への橋渡し、自宅療養の際の行政サービスなどがスムーズに受けられない可能性があります。隔離がしっかりされないことで、家族が感染するリスクも高まります。

そのため、民間での自費検査を受け、陽性と判定された場合は東京都の発熱相談センター(03-6630-3710)や医療機関に相談するようお願いいたします。

陰性と判定された方について

医療機関以外ではもちろん、医療機関で検査を受けた場合でもPCR検査での判定は100%の精度ではなく、20~30%ほどは陰性判定ながら、新型コロナウイルスへの感染を見逃している「偽陰性」の可能性もあります。

特に感染症の流行期に発熱などの症状がある場合は、PCR検査で陰性となっても感染症に罹患していないことの証明にはなりません。感染したり、させたりしないということに留意した感染症対策は引き続きとっていくことが大切です。

何らかの症状がある場合は発症から7日間、濃厚接触があった場合はその日から5日間は、外食や人が集まる場所に行くことなどの社会活動を、極力控えるようにしましょう。

陰性と判定されても風邪症状などが改善しない場合は、状況に応じて再診・再検査をご検討ください。

よくある質問

発症日の定義はどのようなものですか?
発熱・咳・鼻閉・鼻汁・咽頭痛・頭痛・倦怠感などの風邪症状や、消化器症状、味覚・嗅覚障害などの症状のいずれかが出現し始めた日となります。
濃厚接触者の定義はどのようなものですか?
感染者の発症日2日前から、診断を受けて隔離されるまでの間に、感染者とマスクを着用せず、1m以内で、15分以上の会話があった方が濃厚接触者とされています。
濃厚接触者ですが、PCR検査の結果は陰性、症状もありません。出勤してもいいですか?
たとえ陰性と判定され、現時点で症状がなくとも、その後発病する可能性があるため、5日間の自宅待機が必要とされています。
「隔離終了」の判断に保健所の指示は必要ですか?
隔離終了に関しては保健所からの指示や連絡はなく、規定の隔離終了日がきたらご自身の判断で療養を終了し、その後は就業や学業などの社会生活に戻ることができます。ただし、体調に問題がある場合はかかりつけの医療機関または東京都の発熱相談センター(03-6630-3710)にご相談ください。
隔離の解除にあたっては。再度PCR検査で陰性であることが必要ですか?
陽性だった方の隔離解除に関して、再度PCR検査を受ける必要はありません。これはウイルスの遺伝子の“死骸”に反応し、PCR検査で陽性判定が出ることもあるためです。隔離解除に際しては、臨床症状(症状の有無)と規定期間の経過によって判断され、社会生活に戻ることが可能となります。
隔離の解除について、家庭内で複数の陽性者が出た場合、期間はどうなりますか?
ご家庭内で複数の陽性者が出た場合は、先に隔離解除になった方が、まだ隔離期間のご家族と接触しても、再度、濃厚接触者には該当しないとされています。また複数の陽性者が同居していても、それにより体内のウイルスが影響して感染症が悪化することはないと考えられています。
「濃厚接触者の濃厚接触者」は、自宅待機が必要ですか?
たとえば、学校で陽性者が発生し、お子様が濃厚接触者になって検査では陰性だった場合、同居の親や兄弟の方は濃厚接触者とはなりません。いわゆる「濃厚接触者の濃厚接触者」は、通勤や通学等は可能です。しかしお子様が後日、症状が出て陽性者と判定される場合もあるため、ご家族とも可能であればリモートワークを行うなど、不要不急の外出は控えるようにしましょう。