当院の発熱外来について

PCR検査

当院では発熱・下痢や吐き気・めまいなどの急に始まる症状から、新型コロナウイルス・インフルエンザの感染が疑われる症状がある方も予約不要で診療しております。
急な疾患でお困りの方もそのまま当院にご来院ください。受付時間内でしたら当日に検査も受けていただく事が可能です。

新型コロナウイルス

新型コロナウイルス感染症とは

  • 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症です。
  • 主な症状は発熱・のどの痛みや咳などの呼吸器症状・倦怠感などで、下痢や嘔吐、嗅覚・味覚障害も起こることがあります。
  • 感染経路は主に飛沫や接触と考えられており、潜伏期間は1日から14日、多くは5日から6日とされています。

新型コロナウイルス感染症の抗原検査について

  • 予約不要で迅速抗原検査を行っています。
  • 検査は鼻腔拭い液を使用し、15分前後で診断が出来ます。

※ウイルス量により偽陰性となる可能性があるため、症状出現から24時間以上経過してからの検査が確実です。

抗原検査の費用

保険適用の場合の診察料 約3,000円
(3割負担の場合)
新型コロナウイルス+インフルエンザの検査料 約3,500円
(3割負担の場合)

※検査証明は再度ご来院いただき紙媒体で発行致します。

PCR検査について

PCR検査

新型コロナウイルスに感染しているかどうかの判定には、「PCR検査」という検査が行われていることは広く知られていますが、このPCR検査は新型コロナウイルス感染症が広まる以前から、様々な感染症の検査に用いられてきた検査法です。

全ての生物には、それぞれに特有のDNAやRNAといった遺伝子があり、ウイルスや細菌などの病原体も例外ではありません。そのため血液や唾液などの検体の中に、特定の病原体のDNAが含まれている場合、その病原体に感染している可能性が高いと考えられます。
ただし、検体に含まれるDNAは非常に微量であるため、そのままでは検出が困難です。そこで化学的反応を利用し、DNAの量を増やすことで検出を可能にしていきます。これがPCR検査です。

当院の新型コロナウイルス感染症PCR検査

  • 予約不要で保険診療および自費でのPCR検査を行っています。
  • 検査方法は鼻腔・咽頭粘膜拭い液検査を行います。
  • 検査翌日に検査報告が可能です(検査数増加の影響により、再検査対象となった場合、結果報告が+1日かかります)
  • 診断書・海外渡航用PCR陰性証明書の発行も可能です。
  • 陰性証明書の記載内容は、各国の基準により変更となる場合がございます。当院では、責任を負いかねますので、検査をお受けになる前にご自身でご確認くださいますよう、お願い致します。
  • 当院では、QRコード付きの陰性証明書は対応しておりません。

保険診療でPCR検査を受けられる方

現在では以下のような条件に当てはまる方が、保険診療にてPCR検査を受けることができます。

  • 発熱・咳・喉の痛みなどのいずれかの風邪症状がある方
  • 新型コロナウイルス感染症を疑う症状があると医師が認めた方

保険診療でのPCR検査の条件に該当しない方

風邪症状もなく、保険診療には該当しないが以下のような理由でPCR検査を受けたい方は、自費にて検査を受けることができます。

  • 出張や留学などの海外渡航のために陰性証明が必要な方
  • 業務上の理由などで検査が求められている方
  • 帰省など、離れて暮らす家族などへの感染を極力避けたい方
  • その他、人が集まる会議やイベントなどへの参加に際して検査が必要な方

※保険診療を希望されても、条件に該当しない場合は保険診療とならないことがあります。

新型コロナウイルス感染症PCR検査の費用

保険適用の場合の検査料 約3,000円
(3割負担の場合)
自費の場合の検査料 9,800円(税込)
陰性証明書発行 3,300円(税込)
英文陰性証明書発行 5,500円(税込)

※検査証明は再度ご来院いただき紙媒体で発行致します。

PCR検査の流れ

① 診察
保険適応での検査をご希望の場合は、まず診察を受けていただき、医師の判断にて検査を実施するかしないかを決定いたします(要診察料)。自費検査をご希望の場合は、診察は不要です。
② PCR検査実施
鼻腔・咽頭粘膜拭い液検査(綿棒を使用しての検査)を行います。
③ 検査結果のご連絡
当日12:00までに検査終了の方はその日の夜に検査報告可能です。
12:00以降に検査終了された方であっても、翌日には検査報告可能です。
(混雑状況によって2・3日かかる場合もございます。)
結果はクリニックより患者様へお電話もしくはLINEにてご報告いたします。
※検査数増加の影響により、再検査対象となった場合、結果報告が+1日かかります。
診断書がご希望の方は、診療時間内にご来院ください。

陽性と判定された場合

陽性の場合も、結果をお電話もしくはLINEでお伝えいたします。
※検査結果が通知されるまでの間は、公共交通機関の利用を避け、ご自宅待機をお願いいたします。
症状のある方は、発症日を0日とカウントし翌日から5日間療養していただきますようお願いします。
期間終了後は、体調に問題がなければ予定通りの療養解除となります。
ただし、体調次第では隔離期間が延長になることがあります。

インフルエンザウイルス

インフルエンザとは

  • インフルエンザウイルスが体内で増え、38℃以上の高熱や頭痛・関節痛・筋肉痛などの症状を引き起こす感染症です。
  • 毎年流行を繰り返す季節性のインフルエンザと、10年~40年の周期で発生する新型インフルエンザがあります。新しいウイルスが原因の新型インフルエンザが発生すると、多くの人が免疫を持っていないため爆発的に感染が拡大する可能性があります。
  • 感染経路は主に飛沫や接触と考えられており、潜伏期間は1日~4日(平均2日)とされています。
  • 発症前24時間から発病後3日程度までが最も感染力が強いと言われています。

インフルエンザウイルスの抗原検査について

  • 予約不要で迅速抗原検査を行っています。
  • 検査は鼻腔拭い液を使用し、15分前後で診断が出来ます。

※ウイルス量により偽陰性となる可能性があるため、症状出現から24時間以上経過してからの検査が確実です。

抗原検査の費用

保険適用の場合の診察料 約3,000円
(3割負担の場合)
新型コロナウイルス+インフルエンザの検査料 約3,500円
(3割負担の場合)

※検査証明は再度ご来院いただき紙媒体で発行致します。

陽性と判定された場合

インフルエンザに罹患した場合、学校保健安全法により出席停止期間の基準が定められています。

  • 発症日を0日目として、最低5日間は登校不可
  • 解熱後2日(幼児は3日)経過するまで登校不可

※治癒証明のための検査は必須ではありません。

学校保健安全法が適応となる学生・幼児以外の方は法律的に定められていないため、感染を広げないよう就業規則等を確認のうえ療養してください。